切手買取におすすめな業者10選！少しでも高く売るコツも紹介

「切手が高く売れる業者はどこ？」

「切手買取業者の特徴や業者の比較がしたい」

と思っている方はいませんか？

集めた切手を売りたいけど、たくさんある買取業者の中からどれを選べばいいのかわからないですよね。

業者によって買取方法や買取料金が異なり、よりお得に買い取ってもらうためには、買取業者選びが重要です。

そこでこの記事では、

• 切手買取におすすめな業者10選
• 切手を高く買い取ってもらうコツ
• 高く買い取ってくれる業者の選び方

について解説していきます。

また、高額買取されやすい切手の種類や、現在流通している切手の買取金額の相場も紹介するため、ぜひ最後まで読んでみてください。

切手買取におすすめな業者10選

切手を高く売るのに、おすすめな業者は以下の10社です。

1. バイセル
2. 福ちゃん
3. 切手買取プレミアム
4. ザ・ゴールド
5. おたからや
6. まんがく屋
7. WAKABA
8. チケッティ
9. なんぼや
10. 有馬堂

実際に口コミを交えながら、買取業社の特徴を詳しく解説していきます。

1. バイセル

出典元：https://buysell-kaitori.com/stamp/

バイセルは、即日買取可能な対応の早さや、幅広い買取方法で全国どこにいても手軽に査定申し込みできるのが魅力の買取業社です。

バイセルの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

店頭買取はもちろん、出張買取や宅配買取でも、買取にかかる手数料は発生しません。

2021年10月にゼネラルリサーチがおこなったイメージ調査で、バイセルの出張買取は「顧客満足度が高い」「価格満足度が高い」の2つの項目でNo.1となっています。

断捨離 ２日目 バイセルに行って切手、硬貨を査定。 切手は額面7割とのことで、買い取ってもらった なんと！９０００円！ 硬貨は5000円硬貨あるのに高額で買い取って貰えなかったから、別の所に相談しよ!
引用：Twitter：https://twitter.com/gude_tabi/status/1359380622976815110

生前整理のお手伝い。切手コレクションの処分。査定業者は1時間かけて、40万円分の金額を数えた。シートは70%。バラは40%で買取。 お金に関することがしっかりシステム化されていて、問題が起きづらくなっている。上場企業はそういうことが安心だね。 #バイセル
引用：Twitter：https://twitter.com/refresh_plus/status/1363598155082657792

上記のように、バイセルで切手を査定し満足感を得ている方の口コミが多くありました。

バイセルは「買取実績の多い業者を希望する方」「イメージや口コミの良い業者を指定したい方」に向いています。

2. 福ちゃん

出典元：https://www.fuku-chan.info/kitte/

福ちゃんは、切手の買取実績が600万件を超える、買取金額・丁寧な査定に定評がある切手の買取業社です。

福ちゃんの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

福ちゃんでは、切手業界に精通している査定員による丁寧な査定が受けられ、さまざまな種類の切手が高額で買取されています。

また、古い切手・汚れがある切手なども丁寧に査定してもらえます。

メルカリよりヤフオクでしょうね。あとは買取専門店に相談してみるかです。査定無料なところが多く家まで来てくれたりします。納得の査定額なら売ると言う判断が出来ます。僕は切手売りました。因みに口コミから「福ちゃん」と言う所を選択しました。対応もよかったです。

引用：Twitter：https://twitter.com/ii_sa_re_ta_i/status/1062356087154692096

福ちゃんは「普通の切手からレアな切手まで幅広く買取を希望する方」「できるだけ高額で査定を受けたい方」に向いています。

3. 切手買取プレミアム

出典元：https://kaitori-premium.jp/kaitori_kitte.html

切手買取プレミアムは、最短即日で出張査定可能な対応の早さと、高額な買取金額が魅力の切手買取業社です。

切手買取プレミアムの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

自宅の地域や日にちによっては、最短で30分出張査定が可能です。

また、出張査定では、自宅に訪問する査定員に女性を指名できるため、女性の一人暮らしの方でも安心です。

とっても感じがいい方で、もっと急かされて買取りさせられるのかと思ってましたが、そんな事なく「全然大丈夫ですよ」っと言ってお値段だけ言ってスッとお帰りになられました。 母の遺品でしたので即決出来ず、せっかく熱い中来て頂きましたのに申し訳なかったですが安心してお願いする事が出来ました。
引用：買取プレミアム：https://kaitori-premium.jp/voice.html

何に対しても、しっかりお応え頂いて、大変分かりやすかったです。全て爽やかに対応頂きまして、気持ちよく対応させて頂きました。
引用：買取プレミアム：https://kaitori-premium.jp/voice.html

買取プレミアムは「できるだけ早く査定を受けたい方」「女性を指名して査定を受けたい方」に向いています。

4. ザ・ゴールド

出典元：https://www.the-gold.jp/item/stamp/postcard.html

ザ・ゴールドは、創業60年以上、直営店が全国に70店舗以上ある大手の買取業社です。

ザ・ゴールドの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

直営店が43都道府県に展開されているため、手軽に店頭で査定を受けられるのが魅力です。

また、使用済みの切手や金額が小さい切手、ほかの業者では買取されなかった切手でもグラム単位で買取をしてくれます。

家から近いということで切手とプラチナ、時計を査定してもらいました。店員さんの対応も丁寧でわかりやすかったです。切手は一枚一枚査定してくださるそうで安心です。断捨離中でいらないものがでてきたらまた来店したいと思います。
引用：ザ・ゴールド：https://www.the-gold.jp/item/stamp/postcard.html

ザ・ゴールドは「自宅ではなく店頭で直接査定を受けたい方」「状態の良い切手・悪い切手までさまざまな切手を査定したい方」に向いています。

5. おたからや

出典元：https://www.otakaraya.jp/kitte/

おたからやは、全国47すべての都道府県に店舗があり、1,000店以上展開している買取業社です。

おたからやの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

おたからやは圧倒的な店舗数、出張査定は最短30分で訪問という手軽さが魅力です。

また、おたからや独自の販路を持っているため、高額な査定を受けられます。

1980年に発行された、中国初の年賀切手「赤猿」。自慢のコレクション品だったのですが、今は切手ブームも去ってしまったので、相続しても仕方がないと思い売ることにしました。すると思った以上の金額をつけてもらうことができ、満足です。妻と老後の思い出作りに旅行しようと思います。
引用：おたからや：https://www.otakaraya.jp/kitte/?utm_source=GAW&utm_medium=cpc&utm_campaign=stamp_G01&network=google_g&placement&keyword=%E3%81%8A%E5%AE%9D%20%E3%82%84%20%E5%88%87%E6%89%8B&device&gclid=Cj0KCQjwgYSTBhDKARIsAB8KuktAaxylCAwe67FdFy710XAUMmTjQWesJluWiGYvbNcMViXM2fiNhHkaAp4vEALw_wcB

遺品整理として、父が昔コレクションしていた切手を売ることにしました。明治や大正時代の切手が多く、金額も銭と記載されたものばかりで、どれほどの価値になるのか全く見当がつきませんでした。おたからやさんにまとめて持ち込んだところ、一枚一枚丁寧に査定してもらえ、いくつかプレミアム品があったようで買取価格も想定以上になりました。
引用：おたからや：https://www.otakaraya.jp/kitte/?utm_source=GAW&utm_medium=cpc&utm_campaign=stamp_G01&network=google_g&placement&keyword=%E3%81%8A%E5%AE%9D%20%E3%82%84%20%E5%88%87%E6%89%8B&device&gclid=Cj0KCQjwgYSTBhDKARIsAB8KuktAaxylCAwe67FdFy710XAUMmTjQWesJluWiGYvbNcMViXM2fiNhHkaAp4vEALw_wcB

おたからやは「手軽に査定したい方や」「より高値で買取を希望する方」に向いています。

6. まんがく屋

出典元：https://www.mangakuya.com/

まんがく屋は、切手に精通した査定員による査定がスピーディーに受けられる買取業社です。

まんがく屋の買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

3種類の買取方法から選べ、もし買取キャンセルになった場合でも、キャンセル料は発生しません。

まんがく屋は買い取った切手の販路を海外・国内に幅広く持っているため、高値で買取をしてくれます。

まんがく屋は「買取コストをかけたくない方」「高値で売りたい方」におすすめです。

7. WAKABA

出典元：https://wakaba-shop.jp/stamp/

WAKABAは、日本マーケティングリサーチ機構による調査で、「お客様満足度」「高価買取」「買取リピート率」など6つの項目でNo.1に選ばれたことがある買取業社です。

WAKABAの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

WAKABAは、店舗が42都道府県150店舗以上あるため、手軽に持込査定が受けられます。

また、顧客満足度やリピート率が業界の中でもよく、以下のように丁寧な対応に対する口コミが多くありました。

8. チケッティ

出典元：https://www.tickety.jp/buy/kitte-letter/kitte/s_list.php

チケッティは、東京都に4店舗展開する金券ショップです。

店舗買取以外にも、宅配買取を行なっているため全国から査定に出せます。

チケッティの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

チケッティでは、プレミア切手のほかに使わなくなった普通切手も買取してくれます。

買取可能切手と買取金額がホームページに記載しているため、わかりやすさが特徴です。

迅速な対応で、入力フォームもわかり易かったです。明瞭会計なのも信用性高いと思います。
最も気になる、セキュリティも高評価だったので利用しました。
引用：チケッティ：https://www.tickety.jp/review/

チケッティは「スピーディな対応を希望する方」「買取金額を前もって確認したい方」におすすめです。

9. なんぼや

出典元：https://nanboya.com/kitte-kaitori/

なんぼやは、出張買取・宅配買取・持込買取のほかにオンラインでコニュニケーションを取りながら査定が受けられる業者です。

なんぼやの買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

なんぼやは、LINEで査定申し込みをすると、査定額が10％UPします。

また査定は「コンシェルジュ」といわれる、経験豊富な査定員による丁寧な査定が受けられます。

昔お世話になった人からのプレゼントでもらった、切手のコレクションがありました。その人は思い入れがあるものだったと思うので家に保管してあったものの、切手には全く興味が無く、ほしい人の手に渡ったほうがいいと思い今回手放すことにしました。切手買取に詳しいコンシェルジュがいるというのをホームページで見て、家からも近いこちらの買取専門店に持って行きました。買取専門店は初めてでしたが、説明が丁寧でしたので、安心して売ることができました。買取価格が思っていたより高くてびっくりしました。今日はありがとうございました。
引用：なんぼや：https://nanboya.com/kitte-kaitori/

なんぼやは「オンライン買取を希望する方」「丁寧な査定を希望する方」におすすめです。

10. 有馬堂

出典元：https://www.arimado.com/info/stamp

有馬堂は、切手はもちろん幅広い骨董品や美術品の買取をおこなっている業者です。

店舗は兵庫県にありますが、宅配買取をおこなっているため全国から査定に出せます。

有馬堂の買取方法や、手数料、特徴などを以下の表にまとめました。

有馬堂は、切手の買取価格をホームページで公開しているため、金額が事前にわかるのが魅力です。

また、ホームページに記載がない切手は、切手の写真をメールで送る簡易的な「オンライン査定」が受けられます。

有馬堂は「事前に大体の金額を知っておきたい方」におすすめです。

高額買取されるおすすめ切手8選と価値の相場一覧表

高額買取される8種類の切手と、買取金額の相場は以下のとおりです。

バラよりもシートの方が、高値がつきやすい傾向にありますが、切手の種類によっては、バラでも10,000万円以上の金額がつく場合もあります。

それぞれの切手の種類について、詳しく解説して行きます。

1. 古い普通切手

昭和30年代以前に発行された普通切手は、プレミアがつく傾向にあります。

日本での切手ブームは昭和30年代後半に到来し、昭和30年代以降に発行された普通切手は既にコレクターが入手済みです。

しかし、昭和30年以前に発行された切手は、ほかの人から譲り受けるしか入手方法がなく、入手が難しかったため額面以上の高値で買取されています。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：数百円〜50,000円前後
• シート：数千円〜150,000円前後

希少価値が高いものであれば、バラでも1,000万円近くの値がついた切手もあります。

2. 記念切手

国家的な行事を記念して発行される「記念切手」は額面以上の金額で取引される、プレミア切手です。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：3,000円〜7,000円前後
• シート：20,000円〜50,000円前後

記念切手は、戦争へ勝利した際や、日本で万博が行われる際になど、大きな行事の際に発行されます。

日本で初めて発行された記念切手は1894年の「明治天皇銀婚記念切手」で、額面5銭の切手が5,000円前後で取引されています。

記念切手は、普通切手に比べて発行時期や発行枚数が限られているため、高値で買取されやすいです。

3. 年賀切手

私製ハガキや封書を年賀状として送る際に使う「年賀切手」は、高値で買取が期待できる切手です。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：500円〜1,000円
• シート：10,000円〜数万円

毎年、年末に発売される年賀切手ですが、昭和25〜31年に発行された切手は発行数が限られ手放す人も少ないため、とくに希少価値が高いとされています。

例えば昭和25年に発行された年賀切手「応挙の虎」は、額面10円に対して、8,000円〜10,000円前後の値がつけられています。

年賀切手は基本的にプレミアがつく傾向にありますが、発行年数によって大きく変わる切手です。

4. 航空切手

航空便を使用して封書を届ける目的で発行された「航空切手」は、発行年数が短いため高値がつき安い切手です。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：1,000円〜5,000円前後
• シート：10,000円〜20,000円前後

日本では、1929年〜1953年にかけて国内航空郵便用と国際航空郵便用、全7種類の航空切手が発行されていました。

例えば、航空切手でもっとも価値が高い1952年発行の「立山航空 銭位」は、6種類すべて揃った状態で20,000円前後の値がついています。

切手には航空機が描かれ、デザイン面でもコレクターの人気を得ている切手です。

5. 軍事切手

軍事郵便に使用される「軍事切手」は、使用場所が限定されていたため希少価値の高い切手として高値がつくことが多いです。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：1,000円〜100,000円前後

軍事切手は、日本においては1910年～1944年に、戦地から兵士が個人的な封書を送るのを目的に発行されていました。

発行枚数が少ないため、消印つきや封筒に貼りついた状態でも買い取ってもらえる可能性が高いです。

軍事切手の中でも特に希少価値の高い「青島軍事切手」は、バラでも100,000円〜800,000円前後の値がつくことがあります。

6. 沖縄（琉球）切手

沖縄がアメリカ軍に占拠されていた期間に発行された「沖縄（琉球）切手」は、発行年が限られるためプレミアがつけられる切手です。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：：500円〜5,000円前後
• シート：1,000円〜50,000円前後

沖縄（琉球）切手は、1945年〜1972年の沖縄返還までの期間で、259種類発行されています。

中でも初期（1950年代）に発行された切手は発行枚数が少ないため、バラでも数万円で買い取られる場合があります。

7. 中国切手

1949年より中国郵電部郵政総局から発行された「中国切手」は、コレクターからも人気が高い切手です。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：10,000円〜100,000円前後
• シート：100万円〜1,000万円前後

1966年から1976年まで中国国内で続いた文化大革命の影響で、中国国内の希少な切手のほとんどが廃棄されたことにより中国切手の価値が上がったという背景があります。

中でもデザインが美しい「赤猿」はレプリカが出回るほど人気で、バラで100,000円、80枚シートで1,000万円の高値が付けられています。

8. 外国切手

中国以外で発行された「外国切手」にも、発行枚数が少なかったり、発行時期が限られているとプレミアがつく傾向にあります。

切手により異なりますが、買取相場は以下のとおりです。

• バラ：1,000円〜300,000円前後
• シート：数万円〜数千万円

外国切手の中で最も有名なのが、世界初の切手としてイギリスで発行された「ペニーブラック切手」です。

ペニーブラック切手は、綺麗な状態であればバラで300,000円、消印つきでも15,000円という高値で買取されています。

現在流通している普通切手の相場

現在流通している普通切手でも使わない場合は、売ることができますが、切手の状態によって買取相場金額が異なります。

1. 切手シートの買取相場
2. 台紙貼り切手の買取相場
3. バラ売り切手の買取相場

普通切手の場合は、価値は付きませんが切手買取業社や金券ショップなどで買い取ってもらうことが可能です。

切手の状態別の、買取相場をそれぞれ紹介します。

1. 切手シートの買取相場

切手20枚がセットになった「切手シート」の場合、額面金額の80％が買取相場です。

例えば、80円切手の切手シートの場合、額面金額1,600円に対して80％の1,280円が買取金額となります。

2. 台紙貼り切手の買取相場

一定のサイズの紙に切手を貼り付けた「台紙貼り切手」の場合、額面金額の80％が買取相場です。

例えば、80円切手を50枚台紙に貼り付けた場合、額面金額4,000円に対して80％の3,200円が買取金額となります。

台紙に貼り付ける際は、「台紙が査定に出す業者の規格になっているか」「「切手が重なっていないか？」「同じ切手を貼っているか？」を確認して貼り付けるようにしましょう。

3. バラ売り切手の買取相場

普通切手バラの場合は、額面金額の50〜70％が買取相場です。

しかし、普通切手バラの買取は、切手に価値が発生せず集計や換金が手間であることから、受け付けていない業者もあります。

普通切手バラを売る際は、バラの買取に対応している業者を選びましょう。

切手の買取方法4つを紹介

切手の買取方法は、以下の4つです。

1. 出張買取
2. 宅配買取
3. 店頭買取
4. 金券ショップ

店舗や業者に足を運ばなくてよい出張買取・宅配買取、売りたい切手を持参する店頭買取・金券ショップにて買取などがあります。

それぞれの買取の流れを解説していきます。

1. 出張買取

「出張買取」とは買取業社に依頼し、自宅で査定を受けられる買取方法です。

依頼から買取成立までの、一般的な流れは以下のとおりです。

1. 買取業社に出張買取の申し込みをする
2. 査定員の訪問日を調整する
3. 査定員が自宅に訪問し現物を見て査定
4. 査定金額に納得できれば買取成立
5. その場で買取金額を受け取る

自宅から出ずに、申し込みから買取金額を受け取りまでが完結します。

忙しくて外出できない方や、自宅にあるものをじっくり査定してほしい方におすすめの買取方法です。

2. 宅配買取

「宅配買取」とは、依頼したいものを郵送で業者に送り査定が受けられる買取方法です。

依頼から買取成立までの、一般的な流れは以下のとおりです。

1. 買取業社へ宅配キット（段ボール・緩衝材など）を送付依頼
2. 宅配キットが自宅へ届く
3. 依頼したいものを梱包し業者に送る
4. 業者にて査定
5. 査定結果がメールまたは電話で連絡が入る
6. 買取の場合：銀行振込や書留で送金、買取を断る場合：自宅に返送される

宅配買取は、直接業者へ足を運ばずに郵送だけで査定が受けられます。

また、ほとんどの業者が、宅配キットの送付運賃と依頼物郵送の運賃を負担してくれます。

なかなか外出できない方や、自宅での査定に抵抗がある方におすすめの買取方法です。

3. 店頭買取

「店頭買取」とは、依頼したいものを店頭に持ち込み、その場で査定を受ける買取方法です。

依頼から買取成立までの、一般的な流れは以下のとおりです。

1. 店頭で依頼したいものの査定申し込みをする
2. 査定員による査定
3. 査定金額に納得できれば買取成立
4. その場で買取金額を受け取る

依頼するものや量にもよりますが、最短数分〜30分程度で査定が受けられます。

スピード感を持って査定を受けたい人、店頭でコミュニケーションを取りながら査定を受けたい方におすすめの買取方法です。

4. 金券ショップ

使わなくなった普通切手は、金券ショップへの持ち込みによる査定がおすすめです。

依頼から買取成立までの、一般的な流れは以下のとおりです。

1. 店頭で依頼したいものの査定申し込みをする
2. 査定員による査定
3. 査定金額に納得できれば買取成立
4. その場で買取金額を受け取る

金券ショップでの査定は数分〜1時間程度で終わり、査定から買取金額を受け取りまでその場で完結する手軽さが魅力です。

切手買取で値段に影響する5つのポイント

買取を依頼する切手の状態によって値段が高額になりやすい5つのポイントは、以下のとおりです。

1. 発行年数が古い
2. 発行枚数が少ない
3. 消印がなく未使用なもの
4. 珍しい消印が押してある
5. シートごと保管している

買取を依頼する切手の種類や状態を、事前に確認しておきましょう。

買取金額に影響する理由をそれぞれ解説していきます。

1. 発行年数が古い

昭和30年代以前に発行された古い切手は、高値で買取されるケースが多いです。

昭和30年代に日本全国で切手ブームが到来し、ブーム以降に発行された切手はコレクターたちがこぞって買い集めました。

しかし、昭和30年代以前に発行された切手は、人から譲ってもらう・高値で買い取るなどの入手方法が限られるため、希少価値が高いとされています。

そのため日本の普通切手でも、昭和30年代以前と発行年数が古ければ、高額買取が期待できます。

2. 発行枚数が少ない

発行枚数が少ない切手は、希少価値が高く買取金額が上がる傾向にあります。

発行枚数は切手によって異なるため、発行枚数が少なければ少ないほど、入手が難しく珍しい切手と認識されます。

例えば、1948年発行の「見返り美人」や1949年発行の「月に雁」は発行枚数が少ない切手として有名です。

発行枚数が少ない切手は、値段が高くなることはもちろん、値段が下がりにくいことも特徴です。

3. 消印がなく未使用なもの

状態が綺麗で未使用な切手は、より高値がつくことがあります。

市場では、綺麗な状態の切手の方が需要があり、使用済み切手や状態の悪い切手より流通させやすいためです。

上記のように市場で需要があるもの、高値で取引されるものは、買取業社の買取金額が高い傾向にあります。

4. 珍しい消印が押してある

切手は使用済みであっても、珍しい消印が押されている場合は、希少価値が高くなる可能性があります。

珍しい消印とは、記念切手発行時や全国的な記念行事の際に使用する消印のことです。

消印は、切手のデザインや行事にちなんだものが使用されます。

珍しい消印はあつかう郵便局、押印タイミングが限られるため、珍しい消印つきの切手は、時には未使用の切手よりも高値で買い取られることもあります。

5. シートごと保管している

切手は未使用、綺麗であるほど、高値で買い取られる傾向にあります。

とくにシートの状態であれば、状態が良いと判断されやすいです。

自宅に切手がある場合は、極力シートから切り離さないことをおすすめします。

切手買取でもう少し高く売るコツ4選

切手買取の際に、少しでも高く売るための4つのコツを紹介します。

1. 保存状態をよくする
2. 複数の業者で見積もりを取る
3. バラの場合でも整理する
4. 切手買取専門の業者に売る

少し工夫したり手前をかけたりすることで、切手を少しでも高くできるため、買取依頼する際には確認しておきましょう。

4つのコツをそれぞれ紹介していきます。

1. 保存状態をよくする

切手の状態を良くするために、保存方法に気をつけましょう。

もし高価な切手の場合でも、削れたり傷んだりしているものは価値が下がってしまいます。

切手は以下のポイントを押さえて保存しましょう。

• 切手アルバム、ストックブックを使う
• 日焼けさせない
• 湿度が高い場所に置かない
• 温度差が激しいところに置かない

上記のように少し手間の手間で切手の保存状態が良くなるため、試してみてください。

2. 複数の業者で見積もりを取る

査定金額を比較できるため、複数の業者の査定を受けることがおすすめです。

買取業社によっては「他社以上の金額で買取」と、謳っている業者もあります。

そのため、他社の査定金額を伝えることで、少しでも高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。

切手買取を依頼する際に「少しでも高値で売りたい」「買取相場を確かめたいという方」は複数社で査定を受けてみましょう。

3. バラの場合でも整理する

バラの切手は、なるべく整理してから査定依頼するようにしましょう。

買取業社によっては、バラの切手を台紙貼りにして依頼すると、通常買取価格よりも高く買取してもらえるケースもあります。

台紙貼りにし、綺麗に整理することで「業者で集計がしやすくなる」「見落としがなくなる」というメリットがあるため、買取価格に反映されやすいです。

買取業社によって台紙を指定されることがあるため、一度業者に問い合わせすることをおすすめします。

4. 切手買取専門の業者に売る

切手の価値を理解しており、切手買取実績が豊富にある業者で査定を受けるようにしましょう。

実績のある査定員は、切手の市場での需要を理解しているため、適性な価格で査定をしてもらえます。

一方でオークションやフリマサイトを利用すると、価値の分からない人からの値引き要請があり、希望する金額で取引できない可能性があります。

そのため、信頼できる査定員がいる買取業社への依頼がおすすめです。

切手を高く買取してくれる業者の選び方3選

切手を少しでも高く買取してくれる業者選びのポイントは、以下3つです。

1. 切手買取専門の査定員がいるか
2. 口コミや評判は良いか
3. HPや実店舗はあるか

切手を少しでも高く買取してもらうためには、業者選びも大切です。

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 切手買取専門の査定員がいるか

切手買取専門の査定員がいることで、適正な金額の提示をしてもらえるケースが多いです。

買取業社は買い取った切手を独自の販路に流通させ、そこでの売上で利益を得ています。

市場での切手の価格を理解していない業者の場合、利益を出すためにより安く買い取ろうとする業者もいます。

そのため、少しでも高く・適正価格での買取を望む方は、切手買取の実績が多い業者を選択しましょう。

2. 口コミや評判は良いか

実際の利用者の口コミは、業者のホームページだけでは分からない情報がたくさんあります。

良い口コミも悪い口コミもあるため、よりリアルな声を知ることが可能です。

「高額買取と書いてあったのに実際は安かった」「丁寧査定と書いてあったのに丁寧さに欠けていた」など、ホームページやCMと現実のギャップを埋められます。

高く買い取ってもらいたい場合は、買取金額に満足している口コミが多い業者を選びましょう。

3. HPや実店舗はあるか

買取業社のホームページや実店舗で、会社情報や許可情報、お店の雰囲気などを確認し信頼性の高い業者か見極めましょう。

買取業社の中には、無許可運営・安値で買取・強引な勧誘などをする悪徳業者が存在します。

ホームページや実店舗の確認は、悪徳業者を見分ける一つの指標になります。

あわせて口コミをチェックしておくと、より信頼性・安全性を確認しやすいです。

切手買取でよくあるトラブルと注意点5選

切手買取では、以下5つのトラブルがよく発生しがちです。

1. フリマアプリで売らない
2. 執拗に値下げ交渉をされる
3. 押し買いされた
4. 高額な手数料を請求された
5. 支払いされなかった

切手買取のトラブルを防ぐためには、事前にチェックしておきましょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

1. フリマアプリで売らない

フリマアプリは、個人間でトラブルに発展するケースが多いためおすすめしません。

商品は購入後に発送するため「思ったものと違う」「写真では状態が分かりにくかった」などの理由で、返品トラブルに発展する可能性があります。

フリマアプリは個人間で売買できる便利なツールですが、一方でトラブルに発展しやすいというリスクもあります。

また、梱包作業が発生、相手の支払いを待って郵送など、手間や時間がかかってしまうため、スピード感を求める方には向いていません。

2. 執拗に値下げ交渉をされる

執拗な値下げは、買取業社・フリマアプリ・金券ショップどのような買取方法でも発生しやすいトラブルです。

会社に利益を出すため、お金をかけたくないなどの理由で、なるべく安く買い取りたい人が一定数います。

また切手に関する知識のない人ほど、安く買い取りたがります。

根拠なく明らかに安値を提示された場合は、その場で売らずに別の業者でも査定を受けましょう。

3. 押し買いされた

押し買いは、自宅で査定を受ける出張買取の際に起こりやすいトラブルです。

査定員が自宅に出向くため、依頼したもの以外に、価値がありそうなものがないか物色される場合があります。

押し買いを避けたい場合は、宅配買取や店頭買取を利用しましょう。

また事情で出張買取を希望する方は、あらかじめ買取業社の出張買取に関する口コミをチェックしておくことがおすすめです。

4. 高額な手数料を請求された

悪徳業者の場合、買取に高額な手数料を請求されるトラブルがあります。

ひどいケースでは、高額な手数料が払えず買取をキャンセルする場合に、キャンセル料の請求がある場合があります。

優良な買取業社の多くは、買取にかかる手数料が発生しません。

手数料の有無については、ホームページや査定前に確認しておきましょう

5. 支払いされなかった

個人間の売買や悪徳業者への買取の場合、そもそもお金が支払われないというトラブルもあります。

相手の顔や名前が分からないフリマアプリや、ホームページなどが無く問い合わせができない場合、泣き寝入りするしか無くなってしまします。

支払いトラブルを避けるために、信頼性の高い優良な買取業社への依頼をおすすめします。

まとめ：切手の保存状態を保ちつつ高額買取してくれる業者を選ぼう

この記事ではおすすめの切手買取業社や、切手を高く売るコツについて以下の内容でご紹介しました。

• 高額で取引される切手には5つのポイントがある
• 保存状態を良くしたり複数業者の比較でより高い査定を受けられる
• 業者選びは口コミや評判を確認して選ぶとよい

切手により相場は大きく異なりますが、プレミアがついた切手であれば、数千円〜数千万円の値がつくこともあります。

しかし、悪徳業者やフリマアプリなどを使用すると、トラブルに巻き込まれる可能性があるため気をつけましょう。

切手を売る際は、切手に精通した査定員が在籍している買取業社を選ぶことをおすすめします。