映画・ストーリー 感動の法則

感動する映画には共通する5つの要素があった!? 心を揺さぶる物語に隠された禁断の秘密をここに暴露します! あなたが本気で望むなら、心を動かすストーリーに隠された、その秘密をお教えしましょう。もし、あなたがこの5つの要素を物語やセールスレターに盛り込んだなら、読み手の心をわしづかみにしてグッと引き寄せることができるのです。

 

 

はじめまして、日下優一と申します。

 

私は十代の頃よりたくさんの映画を観てきましたが、ずっと不思議に思っていたことがありました。

 

それは感動させられる映画と、そうでない映画の違いについてです。

 

有名作品や評価が高い作品だからと言って必ずしも感動できるわけではありません。

 

これはあなたにも納得いただけることでしょう。

 

その反面、あまり知られていない、評価もされていないB級作品やアクション映画に強く心を動かされてしまったという経験はありませんか?

 

その理由が私にはずっと不思議でなりませんでした。

 

 

そこで私は、自分が心を動かされた映画を洗い出し、徹底的に調べてみることにしました。

 

すると、それらの作品には共通する5つの要素があることが分かったのです。

 

この5つの要素は外国映画でも日本映画でも共通のものです。

 

また、50年以上も昔の作品でも、近年の作品でも共通しているものです。

 

さらに、映画だけでなく、小説や漫画、アニメ作品にも共通の要素なのです。

 

つまり、人の心を動かす物語の要素というのは、国や時代、媒体に左右されることのない共通した要素だということです。

 

ですから、あなたがこの5つの要素について知り、意識的に物語やセールレター等に取り入れたなら、読み手の心を動かし、わしづかみにすることだってできてしまう、ということなのです。

 

興味を持っていただけましたら、是非、この先をお読みください。

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます!

 

 

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映画を観ていて不思議に思っていたこと

私は十代初めの頃から映画を観るようになり、大好きになりました。

 

当時はまだ家庭用ビデオも衛星放送もない時代です。

 

テレビの民放各局はこぞってゴールデンタイムに、連日のように洋画番組を放映していました。

 

また、深夜や昼間にもB級作品や無名の作品がたくさん放映されていました。

 

そんな映画作品をどれも見逃すまいと、私は毎日夢中になって観ていました。

 

 

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さらに、どの街にも名画座があり、格安でたくさんの映画を観ることができました。

 

 

そんな映画オタクが高じて、後にシナリオコンテストに応募したこともありました。

 

また、インターネットビジネスに参入するようになってからは、セールスレターを書くようにもなりました。

 

そんな時、教わったのが『神話の法則』でした。

 

『神話の法則』に従っても感動は生まれない!?

ジョージ・ルーカスが『神話の法則』に沿って「スター・ウォーズ」を作ったという話もよく知られています。

 

『神話の法則』に則ってストーリーを組み立てれば、絶対に面白いストーリーができるはず。

 

私はそう思い、『神話の法則』の流れに沿って、コンテスト応募のシナリオを書いたり、セールスレターのストーリーを書いてみたこともありました。

 

 

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ところが、出来上がった文章を読むと、どれもありきたりで面白味に欠けていたのです。

 

ストーリーの流れはできているものの、一向に心に響いてこないのです。

 

型に沿って組み立てたからと言って、それだけでは決して心に響くストーリーにはならない・・・

 

人の琴線に触れ、心に響くストーリーにはもっと別の要素があるに違いない・・・

 

私はそう思うようになったのです。

 

映画の本当の面白さの秘密はどこにある?

十代の頃から、私が夢中になって映画を観ていたことは先にお話しした通りです。

 

私には、その当時からずっと不思議に思っていたことがありました。

 

それは、面白い映画と面白くない映画の違いについてです。

 

映画を作るからには誰もが面白い作品を作ろうと取り組んでいるはずです。

 

 

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にも関わらず、面白い映画と面白くない映画ができてしまう。

 

面白い映画と面白くない映画の違いは、いったいどこにあるのか?

 

それがずっと私の心に引っかかっていたのです。

 

 

誰もが知る話題作、有名作だからといって、必ずしも面白いとは限りません。

 

期待に胸を膨らませて映画館に足を運んだのにガックリ、という経験を何度もしました。

 

一流の監督とスタッフが潤沢に予算と時間をかけて作りあげた感動大作のはずなのに、一向に感動できない・・・

 

話題作や有名作だろうが、
映画評論家が高い評価をしようが、
全米が泣こうが、
文部省が選定しようが、
必ずしも心が動かされる作品ではない、ということなのです。

 

心に響く映画に隠された秘密とは?

しかしその反面、深夜枠にしかTV放映されないような、誰にも知られていないB級映画に強く心を動かされることが何度もありました。

 

予算もかけられず、話題にもならなかった作品に強く心を動かされてしまう・・・

 

未だにDVD化すらされず忘れられた存在となっていても、私の心にはその時の感動が鮮明に残っている作品がいくつもあるのです。

 

 

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この違いはいったいどこにあるのか?

 

人の心を動かす映画とそうでない映画の違いはいったいどこにあるのか?

 

これが私がその後、何十年にも渡って不思議に思っていた疑問だったのです。

 

 

もちろん、誰もが認めるであろう、文句のつけようのない名作、傑作だってあります。

 

「ローマの休日」「駅馬車」「大脱走」「終身犯」「男はつらいよ」・・・

 

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ザッと思い出しただけでも私の心に強く残っている有名作はいくつもあります。

 

 

その反面、深夜放映で観ただけのB級作品や、あまり高い評価も受けない娯楽アクションの中にも、心を動かされ、ずっと記憶に残っている作品もあるのです。

 

「マッドマックス2」「続荒野の用心棒」のようなバイオレンスアクション。

 

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「マンハッタン無宿」「インディアン狩り」「ロンゲスト・ヤード」などの娯楽アクション。

 

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「太陽にかける橋 ペーパー・タイガー」「星に願いを」「黒い絨氈」など、あまり高い評価を受けているとはいえない作品。

 

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「40歳の童貞男」「やわらかい手」といった少し系統の変わった作品、等々。

 

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あなたにも、期待に胸をふくらませて、大ヒットしている映画を観に行ったものの、その期待を大きく裏切られた、という経験はありませんか?

 

逆に、期待もせず偶然観た作品に、思わず引き込まれ、心をわしづかみにされてしまった、という経験はありませんか?

 

そして、他の誰にも知られていないけれど、あなただけの大切な思い出となっている作品はありませんか?

 

心を揺さぶる映画には共通の5つの要素が隠されていた!?

ある時私は、過去私が観た作品の中から、強く心に残っている作品をリストアップしてみることにしました。

 

そこから心を動かす映画の秘密を解き明かすことができるのではないか?
そう考えたからです。

 

リストアップした作品は100作品を大きく超えてしまいました。

 

私はそれらの作品をさらに絞り込み、そして共通点や心を動かされる要素を探りました。

 

すると、私が強く心を動かされた作品には、ある共通した要素が見えてきたのです。

 

そしてそれは、5つの要素から成り立っていることが分かったのです。

 

私が強く心を動かされた作品には、作品のジャンルに関係なく、必ずこの5つの要素がストーリーの中に散りばめられていたのです。

 

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つまり、映画を観て、面白さを感じなかったり、感動できなかったり、物足りなさを感じた場合、この5つの要素のどれかが欠けていたり、描き方が適切ではない、ということだったのです。

 

 

もちろん、この5つの要素を抜きにしても、ストーリーが良く出来ていて面白く、満足度の高い作品だってあります。

 

「太陽がいっぱい」「シャレード」「スティング」「ブレードランナー」等、5つの要素に関係なく、誰もが認めるであろう優れた作品だっていくつもあります。

 

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逆に、ストーリーや作品の出来が少々悪かったとしても、この5つの要素がしっかりと描かれていた場合、強く心に残る作品となりえるのです。

 

B級作品やバイオレンス作品、アクション映画といった、およそ感動とは縁遠いジャンルの作品にもかかわらず、心を動かされ、私にとって忘れられない作品となっていた秘密はここにあったのです。

 

5つの要素は時代、国境をも超える!?

心を動かされる映画はストーリーや作品の完成度に関わらず、5つの要素が含まれていることによって決まることが分かりました。

 

さらに言ってしまうと、この5つの要素は外国映画にも日本映画にも当てはまるのです。

 

しかも、その感動は半世紀以上の時を経た作品であっても、決して色褪せることがないのです。

 

 

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つまり、この5つの要素は、いつの時代にも、どこの国においても、共通の要素だということです。

 

お二人の著名人がこの点に関連して、興味深いお話をしていますのでご紹介しましょう。

 

人の心を動かす物語の要素は普遍的なものだった!?

脳科学者の茂木健一郎さんは雑誌『PRESIDENT』(2021年1/15号)で、「鬼滅の刃」のヒットについてこう語っています。

 

「脳の働きから見ると、ヒットには共通の法則がある。すなわち、新しさと普遍性」

 

つまり、その時代ならではの新しい要素が人を惹きつけ、普遍的な要素が感動を生む、というわけです。

 

「鬼滅の刃」は、今の時代にマッチした新しさと、普遍的な感動要素を持っている、ということです。
そう考えると、世界的なヒットも頷けますね。

 

いかにも脳科学者の茂木さんらしい的確な分析です。

 

 

また、映画監督の押井守さんは著書『仕事に必要なことはすべて映画で学べる』の中でこう語っています。

 

「僕についている助監督とか、今僕が付き合っている若い監督は、最近の映画こそことごとく見ていますが、古典を全然見ていない。

 

中略

 

今の映画を見てもしょうがないんですよ。昔の映画を見ないと。今の映画をいくら見ても役に立たないし、学ぶべきものがない。最近の傾向が分かるだけ」

 

押井監督らしい辛口のコメントです。

 

確かに、今の映画をたくさん見ることで新しい要素や傾向を学ぶことはできるでしょう。

 

でも、それだけでは片手落ちだということです。

 

古典作品の中にこそ、学ぶべき普遍的な要素が詰まっている、というわけです。

 

 

時を経ても生き続けている古典作品には、人の心を動かす普遍的な要素がある、ということです。

 

私自身が、昔観た作品に、今も変わらず心を動かされるのは、普遍的な要素によるものだったわけです。

 

つまり、私があなたにお伝えしたい5つの要素は、いつの時代にも通用する普遍的なものだということです。

 

5つの要素は子供向けアニメにも共通だった!

そして、この5つの要素は、映画作品のみならず、小説や漫画、アニメ、子供向け作品にも当てはまっているのです。

 

あなたにも、子供向けのアニメを見ていて思わず目頭が熱くなってしまった、という経験はありませんか?

 

 

そんな実例を一つ取り上げてみましょう。

 

それはアニメ「ドラえもん」のエピソードの一つである「さようなら、ドラえもん」です。

 

このエピソードは「ドラえもん」の原作の中でも評価が高く、TVのアニメ版でも何度か取り上げられています。

 

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また、映画「スタンドバイミー ドラえもん」にも使われていますので、映画版でご覧になった方も多いことでしょう。

 

私は偶然、TVアニメのスペシャル版として放映された時に観て、思わず目頭を熱くしてしまいました。

 

 

では、「さようならドラえもん」のストーリーをご紹介しましょう。

主人公ののび太は、困ったことがあるといつもドラえもんを頼ってしまうことは周知の通りです。

 

ある日、ドラえもんが未来へ帰らなくてはならくなってしまいます。

 

ドラえもんはのび太が心配で、一人立ちしてもらいたい気持ちから、のび太の頼みをあえて突っぱねたりもします。

 

のび太はドラえもんを何とか引き留められないかと悩みますが、どうにもなりません。

 

ドラえもんと過ごす最後の夜、眠れないのび太は一人、夜の散歩に出かけます。

 

そこで、のび太は不機嫌なジャイアンと遭遇してしまいます。

 

のび太はドラえもんに助けを求めたい気持ちをグッと堪えて、自分一人でジャイアンに立ち向かって行きます。

 

ボコボコにされても決して諦めないのび太に、ついにジャイアンは自分の負けを認めます。

 

「さようなら、ドラえもん」が「ドラえもん」の作品の中でも屈指のエピソードであることは間違いありません。

 

のび太の人間的成長がしっかりと描かれていることで、誰もが共感し、心を動かされてしまう作品となっています。

 

このエピソードの中にも、しっかりと5つの要素が含まれているのです。

 

このエピソードの原作は単行本の6巻に収録されています。

 

本の初版は1975年1月1日ですから、なんと40年以上も昔の作品ということになります。

 

人の心を動かす要素が、時代の流れに左右されることがない普遍的なものであることがよく分かります。

 

5つの要素は、すべてが網羅されてこそ効果を発揮する!?

主人公の成長を描くことは物語の王道ですが、実はこれが効果的に描けていない映画作品が多々あるのです。

 

その理由は、5つの要素がきちんと押さえられていなかったり、描き方が不適切なため、中途半端な印象になったり、ご都合主義の印象を与えてしまうことにあります。

 

 

この5つの要素の観点から見ると、「ドラえもん」「ローマの休日」「マッドマックス2」「男はつらいよ」も、心を動かさずにおかない共通した要素を持っていることが分かるのです。

 

これらの作品は一見、ジャンルもテイストも全く異なる作品群です。
しかし、5つの要素の観点から見ると、どの作品にも共通した感動の仕組みが隠されていることが、あなたにも納得いただけるはずです。

 

そして、この5つの要素を知るということは、あなたがシナリオや小説はもちろん、セールレターのストーリーにも使える無敵の要素を手に入れる、ということもであるのです。

 

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あの大ヒット人気作の惜しい点とは?

ではここで、あなたに一つ、課題をお出ししたいと思います。

 

お時間がありましたら、ぜひ気軽な気持で取り組んでみてください。

 

きっと新しい発見があるはずです。

 

お題は「ベスト・キッド」です。

 

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「ベスト・キッド」は1984年の大ヒット人気作品ですから、あなたもご存知かも知れません。

 

後に3本の続編が作られ、2010年にはジャッキー・チェン主演でリメイク版も作られています。

 

このことからも、人気、評価の高さを伺い知ることができます。

 

ただし、この「ベスト・キッド」には、実に惜しい点があるのです。

 

私自身、あらためて5つの要素を照らし合わせて観直してみたところ、欠けている要素があったのです。

 

もし、5つの要素がすべて揃っていたとしたら、より心に響く、観終わった後に、より満足度の高い作品になっていたはずなのです。

 

あなたは「ベスト・キッド」の惜しい点を見つけることができるでしょうか?

 

 

では、「ベスト・キッド」のストーリーをご紹介しておきましょう。

高校生のダニエル(ラルフ・マッチオ)は転校したての高校で、空手道場に通う不良グループとのトラブルからイジメの標的にされてしまいます。

 

ある日、ダニエルが不良グループから集団暴行を受けている時、偶然通りかかったアパートの管理人ミヤギ老人(ノリユキ・パット・モリタ)がダニエルを救います。

 

ミヤギは空手の達人であり、ダニエルと二人で空手道場に行くと、空手大会で正々堂々と決着をつけることを提案します。

 

ミヤギに弟子入りしたダニエルは空手大会での勝利を目指して修行を開始することとなるのですが・・・

 

「ベスト・キッド」は試練に立ち向かう主人公を描いた成長物語であり、神話の法則そのままの王道作品と言っていいでしょう。

 

ラルフ・マッチオ演じるダニエルも、ノリユキ・パット・モリタ演じるミヤギ老人も魅力的なキャラクターで、空手のトレーニング法も実にユニークです。

 

今の時代でも十分に楽しめる作品と言えます。

 

とは言え、私が見つけた5つの要素の観点から見ると、実に惜しい点があるのです。

 

もし、すべての要素がキッチリと描かれていたとしたら、より深い印象を残す作品となっていたことは間違いありません。

 

あなたは「ベスト・キッド」の惜しい点を見つけることができるでしょうか?

 

ここでヒントです!

ここで一つ、あなたにヒントを差し上げましょう。

 

それは「シコふんじゃった。」(1991年・東宝)と比較してみることです。

 

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「シコふんじゃった。」は大学生の主人公・秋平(本木雅弘)が、ひょんなことから弱小相撲部に入部することになり、相撲大会での勝利を目指すこととなる作品です。

 

相撲を通しての、主人公・秋平の成長物語とも言える作品です。

 

スポーツを通じて主人公の成長が描かれる点でも「ベスト・キッド」と共通性の高い作品と言えます。

 

 

この「シコふんじゃった。」には5つの要素がしっかりと見てとれるのです。

 

そして、観終わった後にも満足度の高い爽やかな感動作となっています。

 

あなたは「ベスト・キッド」と「シコふんじゃった。」、この2作品における違いに気づくことができるでしょうか?

 

 

興味を持っていただけましたら、ぜひ、この課題にチャレンジしてみてください。

 

答は本編で解き明かしています。

 

それでは、また本編でお会いしましょう!

 

警 告!

と言いたいところですが、
ここで一つだけ、あなたに警告しておかなければならないことがあります。

 

それは、私が本書でお伝えしていることは、映画の感動のネタバラシをしてしまうようなものだということです。

 

つまり、一度この秘密を知ってしまったあなたは、この先、純粋に映画作品を楽しむことができなくなってしまう、ということです。

 

 

その理由は、タネを知った上で手品を見るようなものだからです。

 

手品も映画も、タネを知らずにまっさらな気持ちで見るからこそ、どっぷりと驚きや感動に浸れるのです。

 

しかし、あなたが、この映画に隠された秘密を知ってしまったなら、
映画を観た時に、納得し、感心することはできても、
純粋に感動に浸れなくなってしまうかもしれない、ということです。

 

言わば本書は、あなたにとって「両刃の剣」でもあるのです。

 

あなたにその覚悟のできているのでしたら、ぜひ本編で再びお会いしましょう。

 

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本書の内容

第1部 心を動かす映画に隠された秘密とは?

世界中で数え切れないほど作られてきた映画作品。

 

それらは、まさに玉石混交です。

 

面白い映画、感動する映画とそうでない映画、

 

その違いはいったいどこにあるのでしょうか?

 

映画を観ていて不思議に思ったことはありませんか?

期待して劇場に足を運んだのに、観終わった映画に満足できなかった・・・

 

そんな経験があなたにもありませんか?

 

いつまでも心に残り忘れられない映画と、そうでない映画、何がその違いを決めるのか?

 

その謎をこれから解明していきます!

 

『神話の法則』に従っても感動は生まれない!?

あなたは『神話の法則』をご存じでしょうか?

 

もしかすると、すでに学んでいるかも知れませんね。

 

でも、神話の法則に則ったからといって、必ずしも面白いストーリーができるわけではありません。

 

もし、あなたにがそんな経験をお持ちでしたら、その理由をお教えしましょう。

 

映画の面白さの秘密はどこにある?

映画の面白さは『神話の法則』のような型だけで決まるものではありません。

 

それは、B級ジャンルと言われる作品や、ストーリーの出来が今ひとつの作品の中にも、心を掴んで離さない作品があることからも明白です。

 

本当の映画の面白さの秘密とは?

 

心を揺さぶる映画に隠された秘密の要素とは?

私は、これまで観てきた映画の中から面白かった作品、心を強く動かされた作品をリストアップしてみました。

 

それら100を越える作品の中から、心を動かす作品に共通する要素を見つけ出すことに成功しました。

 

心を揺さぶる映画に共通する隠された秘密の要素とは?

 

心を揺さぶる映画には共通の5つの要素が隠されていた!?

心を揺さぶる映画には、共通する要素があり、それは5つから構成されていることがわかりました。

 

さらに、この5つの要素は順番に描かれる必要があるのです。

 

それにより、登場人物の心の動きがリアルに表現され、観る人の心をわしづかみするのです。

 

5つの要素は時代、国境をも超える!?

この5つの要素は、時代も国境も関係なく、観る人の心を掴んで離さないものなのです。

 

それは、半世紀以上も前の映画作品に心を揺さぶられたり、

 

日本映画、外国映画に関係なく感動させらることからも明白なことです。

 

これは、あなたにもきっと納得いただけることでしょう。

 

 

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人の心を動かす物語の要素は普遍的なものだった!?

人の心を動かす物語の要素は、映画だけのものではありません。

 

小説、漫画、アニメ、TVドラマを問わず、物語すべてに共通で普遍的な要素なのです。

 

それは、茂木健一郎氏、押井守氏など著名人の方の証言からも明白にわかることなのです。

 

5つの要素は子供向けアニメにも共通だった!

この5つの要素が組み込まれた作品の好例として、漫画やアニメでお馴染みの「ドラえもん」のエピソード「さようならドラえもん」をご紹介しましょう。

 

『さようならドラえもん』のストーリーから5つの要素を読み解くことで、あなたにもきっと、心を動かす物語の仕組みが理解いただけるはずです。

 

5つの要素は、すべてが網羅されてこそ効果を発揮する!?

この5つの要素は、すべてが網羅されてこそ、その効果が発揮されるのです。

 

実は、映画作品の中には、これらの要素の内いくつかが欠けていたり、描き方が中途半端になっている作品も数多くあるのです。

 

それが原因で、主人公に共感できなかったり、話の流れがご都合主義になるなど、残念な出来となってしまっている作品もあるのです。

 

あの大ヒット人気作の惜しい点とは?

あなたは映画「ベスト・キッド」をご覧になったでしょうか?

 

空手を通しての主人公の成長物語で、人気も高く、私も好きな映画の一本です。

 

しかし、5つの要素に照らし合わせてみると、実は欠けている要素があったのです。

 

もし、5つの要素が網羅されていたとしたら、観終わったあと、より満足度の高い作品になっていたことでしょう。

 

あなたも是非、「ベスト・キッド」に描かれていない要素を見つけ出してみてください。

 

「ベスト・キッド」と比較したい映画作品とは?

あなたに「ベスト・キッド」と比較して観てほしい作品に「シコふんじゃった。」があります。

 

「シコふんじゃった。」は相撲を通して主人公の成長を描いた作品で、「ベスト・キッド」とも共通性の高い作品です。

 

「シコふんじゃった。」にはしっかりと5つの要素が描かれていますので、是非、観比べてみてください。

 

第2部をお読みになるあなたへの警 告!

本書は言わば、映画の感動の仕組みの暴露とも言える内容となっています。

 

あなたが、この映画に隠された秘密を知ってしまうということは、映画をはじめとする物語を、純粋な気持ちで楽しむことができなくなってしまう、ということでもあるのです。

 

あなたに、その覚悟がある場合のみ、この先へお進みください。

 

 

第2部 心を動かす映画に隠された5つの要素

ここからは、いよいよ心を動かす映画に隠された5つの要素を解明していきます!

 

心の準備はできましたか?

 

心を動かす映画に隠された5つの要素とは?

心を動かす映画に隠された5つの要素について一つ一つ見ていきます。

 

5つの要素には、それぞれどんな役目があるのか、

 

順番に5つの要素が物語に組み込まれることで、どんな効果を生むのか、

 

あなたにもきっと納得いただけるはずです。

 

「さようならドラえもん」の解析

分かりやすい実例として、「さようならドラえもん」に5つの要素を当てはめて解説します。

 

5つの要素が順番に描かれることで、主人公の内面の変化成長がリアルな説得力を持って伝わり、思わず心が動かされる仕組みが、きっと理解いただけることでしょう。

 

 

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映画作品での実例解説

本項では実際の映画作品を実例として5つの要素を見ていきます。

 

「ローマの休日」「マッド・マックス2」「続・荒野の用心棒」「大脱走」「終身犯」「男はつらいよ」など、

 

これらの作品はジャンルもテイストもまったく異なる作品ですが、しっかりと5つの要素が生かされています。

 

少し不思議に思われるかも知れませんが、あなたにもきっと理解いただけるはずです。

 

「ベスト・キッド」の惜しい点とは?

第1部で課題としてお出しした「ベスト・キッド」について分析してみましょう。

 

「ベスト・キッド」は今観ても十分に楽しめる作品ですが、5つの要素が網羅されていたなら、より満足度の高い作品になったであろうことが、あなたにも想像できることでしょう。

 

「シコふんじゃった。」についての分析

「ベスト・キッド」との比較でご紹介した「シコふんじゃった。」にいついても分析してみましょう。

 

「シコふんじゃった。」にはしっかりと5つの要素が見てとれます。

 

本作を観終わったあとの爽やかな満足感の理由が、きっと理解いただけるはずです。

 

誰もが持っている最強の精神とは?

実は、人は誰でも、ある局面において最強の精神を発揮することができるのです。

 

もちろん、これはあなたも当てはまります!

 

この最強の精神は、5つの要素とは関係なく、主人公や登場人物の行動の動機となることもある要素です。

 

感動を生み出す要素として、あなたにも是非知っておいてほしいと思い、ここにご紹介します。

 

「シコふんじゃった。」「やわらかい手」「40歳の童貞男」「コンバット!」を実例作品としてご紹介します。

 

あまり高い評価を得ていない作品での実例解説

5つの要素が必ずしも有名作品だけのものではないことを知ってもらうため、実例作品でご紹介します。

 

「太陽にかける橋 ペーパー・タイガー」「星に願いを」「黒い絨毯」を例に分析してみましょう。

 

2つのシーンで表現する主人公の変化

5つの要素に、ある特徴を持つ2つのシーンを入れることで、主人公の変化を鮮やかに表現する方法をご紹介しましょう。

 

少しテクニック的な手法とも言えますが、あなたは目からウロコが落ちることでしょう。

 

「さようならドラえもん」「マンハッタン無宿」「インディアン狩り」を実例作品としてご紹介します。

 

 

 

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本書によってあなたが期待できること

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます! 映画作品や、小説、漫画、アニメなどの面白さの秘密を知ることができます。

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます! 物語における心を揺さぶる感動の仕組みを知ることができます。

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます! お気に入りの映画作品を深掘りして楽しむことができます。

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます! 面白い作品と、そうでない作品の違いを分析できるようになれます。

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます! 創作の際、あなたの作品をより面白くすることができます。

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます! 創作の際、人物の変化・成長の過程を自然な流れで表現できるようになれます。

 

映画・物語の感動の仕組み 教えます! セールスレターなどのマイストーリーの説得力を増し、より共感してもらえるようになれます。

 

 

 

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よくある質問

 

Q:5つの要素というのは「神話の法則」とは異なるものですか?

 

A:はい、異なるものです。

 

「神話の法則」はストーリーの全般的な流れに着目していますが、この5つの要素では人物の内面の変化・成長に焦点を当てています。

 

すなわち、ストーリーの流れの中で、人物の変化・成長の過程を的確に表現するために必要な5つの要素についてお教えするものです。

 

 

Q:内容が難解ではありませんか?

 

A:実際の映画作品を実例として、できるだけ分かりやすく解説しています。

 

特に、「さようならドラえもん」の実例は分かりやすいかと思います。

 

実際に紹介作品を観ていただくと、より理解が深まるでしょう。

 

 

Q:シナリオや小説などの創作にも使えるものですか?

 

A:はい、十分お役立ていただけるはずです。

 

主人公の変化・成長の過程を表す5つの要素をストーリーに組み込むことで、作品をより引き立てることができるはずです。

 

 

Q:ストーリー作りをする際には、どの様に使えますか?

 

A:全体のストーリーができているのでしたら、主人公に関して5つの要素を用意して、ストーリーに組み込むことで、主人公の変化・成長により、ストーリーに深みを増すことができるでしょう。

 

また、先に主人公の5つの要素を決めて、それに合わせてストーリーを考えていってもいいでしょう。

 

 

Q:セールスレターにも応用できますか?

 

A:はい、お役立ていただけます。

 

ご自身の体験に基づくエピソードがあれば、説得力も増し、より共感されることでしょう。

 

それを5つの要素に当てはめて流れを作ることで、自然な流れで表現できるはずです。

 

 

Q:趣味として映画作品を観るだけの人にも役に立ちますか?

 

A:はい、映画や物語の面白さについて探求したい、という方にもお役立ていただける内容となっています。

 

ご自身がご覧になって心に残っている作品を分析してみると楽しいでしょう。

 

 

Q:返金保証はありますか?

 

A:申し訳ありません。商品の性質上、返金保証はご用意しておりません。

 

 

 

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特 典 映画作品リスト

 

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本書をまとめるにあたって、私がリストアップした映画作品のリストを公開します。

 

心が動かされた作品、面白かった作品を100本選んでみようと試みたところ、作品数は129本となりました。

 

気になった作品がありましたら、是非チェックしてみてください。
あなたにとって、お気に入りの一本が見つかるかも知れません!

 

※特典は本編の巻末に付属しています。

 

 

追 伸

 

映画はもちろん、小説や漫画、アニメを問わず、
誰にでもずっと心に残っている忘れられない作品があるはずです。

 

あなたにもきっと、そんな大切な作品があるのではないでしょうか。

 

映画に限らず物語において、人物の内面の変化、成長は感動を生む大きな要素です。

 

物語に描かれる世界がたとえフィクションであっても、登場人物の内面の変化や成長が私たちの心を動かすのは、そこにリアリティがあるからです。

 

人間が持つ心情やその変化が的確に描かれているからこそ、感情移入でき、共感し、心が動かされるのです。

 

半世紀以上も昔の作品であっても、私たちが感動させられるのは、人間のリアルな心情が描かれているからなのです。

 

とは言え、その描き方が適切でないと、人物の言動、行動に違和感を感じてしまったり、話の展開がご都合主義になったりして、共感できなくなってしまうのです。

 

そんな残念な作品も多々あるのも事実です。

 

 

本文で何度もお話ししているように、私は人物の変化、成長が適切に描かれるためには5つの要素が必要だと考えています。

 

この5つの要素が順番に描かれることで、人物の変化、成長が納得できるものとなるからです。

 

たとえ、ストーリーの出来が今ひとつだったとしても、この5つの要素が押さえられていれば、心に響く印象に残る作品となりえるのです。

 

そして、この5つの要素は、作品のジャンルも、媒体も問いません。

 

シナリオ、小説、漫画、アニメ、あるいはセールレターのストーリーなどに適用することができる、ということです。

 

あなたが取り組んでいる創作活動や、ライティングに取り入れていただくこともできます。

 

あるいは、あなたのお気に入りの作品を研究・分析してみるのも面白いでしょう。

 

本書が少しでも、あなたのお役に立てましたら、嬉しく思います。

 

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