「信じられん!こんな方法で本当に月収で100万になるなんて
常識では考えられないだろう!」
友人の山下君がパソコンの画面を見ながら言った。
話を聞くと、情報起業で月収100万というセールスレターの
情報商材を買い、読んだ後の感想だった。
山下君はとあるコンピュータ会社に勤めるサラリーマン。
だがその会社の業績が下がり、給料も大幅ダウン。
その会社ではリストラも行われ、
人が大幅に減ってもいるので本当に忙しい思いをしていた。
付き合っている彼女との結婚も考えている彼にとって、
給料が下がり、仕事が増えるのは大きな問題だった。
そこでインターネットでぼちぼち探していたところ、
上記のようなセールスレターに惹かれて商材を購入したというわけだ。
ぼく「読んだだけで判断しないで、一度試してみたら?
折角、お金払って買った情報なんだし。」
山下君「う〜ん、そうだよね。ヒマをみてやってみるよ。」
そして約1ヵ月後、また彼に会う機会があったので聞いてみた。
ぼく「あの月収100万の情報起業、やってみた?」
山下君「いやぁ〜、全然時間が無くてねぇ〜。まだ手をつけて無いんだよ。」
ぼく「ありゃりゃ、勿体無いね。。。」
山下君「そうそう、このアフェリエイトって良さそうだよ。
空いた時間だけでも出来そうだし。」
と、今度はアフェリエイトの商材を買ったらしい。
ぼく「そっちは始めているの?」
山下君「うん。とりあえず最初のアフェリエイトの登録はしたよ。
まだ作っている最中だけど、ブログも作ったよ。」
と言って、URLを教えてくれた。
だがその後、そのブログが中々更新されず、次に会う機会がおとずれた。
ぼく「アフェリエイト、進んでなさそうだね。」
山下君「あはは、結局どれを宣伝して良いのか迷っちゃって、
それっきりになっちゃったよ。」
ぼく「このままじゃ、2つも情報を買ったのが無駄になっちゃうよ」
山下君「大丈夫。このFXって凄そうだよ!これなら俺にもできるかも!」
ぼく「また中途半端で終わったりしない?なんか心配だなぁ。」
山下君「う、今度はきっと大丈夫!」
さすがにこれ以上は可愛そうになったので、
少し前から実践している方法を教えてあげた。
ほかならぬ、友人である山下君がノウハウコレクター化するのを
黙ってみていられるほど冷徹な人間ではないので。
僕はその場でメモを書き、山下君に渡した。
ぼく「そのFXのノウハウを買う前に、ここに書いてあることをやってみなよ。」
山下君「うん?この3つ?」
ぼく「そう、その3つ。で、折角買ったんだからアフェリエイトの方でも
再開してみると良いんじゃない?」
山下君「再開、ねぇ。何かやる気にならないんだよなぁ。」
ぼく「大丈夫。その3つをやってからなら、やる気も出るからさ。」
実はたった3つの事で、やる気を出して維持することが出来るのだ。
そして1週間後、彼のアフェリエイトのブログは更新され始めた。
山下君では今、下がった給料の補填も出来ており、
もっと頑張って彼女にプロポーズしようと考えている。
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